現在は現場の施工管理と測量などの業務を主に担当しています。施工管理では現場での仕事が円滑に進むように人員や材料の調整を行い、測量では国土の実態や状態、位置などを測り地形を縮尺化表現図示し図面を作ります。
私の思うこの仕事の面白さは、経験の蓄積と継承によって機能性・安全性・利便性などを高めていく経験工学的な要素が大きいところです。どの現場でもまずは完成系をイメージしてから施工に入りますが、その過程が職員によって十人十色。そこに仕事の個性を感じますし、自分の中にはなかった発見などもあり勉強になります。

国家資格である測量士補の資格取得や、ドローンを用いた広範囲な現場の確認、3Dモデルを入力し現場で設計を確認するICT分野を担当するなど、先駆者のいない業務や、社内でできる人が限られる業務を成功させるため努力したことですね。休日に資格取得のための勉強をしたり、覚えるまで苦労したこともありますが、どの工程も生産性や安全性、施工の精度を高めるために必要なことですし、新しい学びを応援してくれる環境があるので、何事もチャレンジしやすいと感じています。

新しく習得した測量や、これまであまりできる人がいなかった業務など、自分が新しく覚えたこと・できるようになったことを、周囲にも伝えられるようになるのが目標です。知識や経験をシェアすることで、会社全体の力を底上げする一助になれればと思っています。